名寄市で建築中のM様邸の平屋のナチュラルなお家は
棟上げ(屋根の一番高いところにかかる木材の取り付け)も無事に終わり、屋根のカタチが出来てきました。棟木ももちろん下川町産のトドマツ材です。
キタ・クラフトの特徴的な斜め天井は今回はリビングダイニングです。
その斜め天井の屋根がわかるでしょうか。。
屋根の野地板(屋根を構成する下地の板)は北海道産トドマツ材です。
大工たちは吟味しながら野地板を貼っています。
屋根材はオーナー様にも性能を納得いただき、日新製鋼建材㈱の『セリオスプライム』のオブシディアンブラック色を採用しています。
この屋根材はガルバリウム鋼板(アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%から成るアルミ亜鉛合金めっき鋼板)に独自に開発したプライム塗膜(ポリエステル樹脂)を使用することでより耐久性がより向上しています。
保証内容は従来のガルバリウム鋼板の穴あき10年保証が最長25年保証になり、塗料の内容によって年数が変わりますが、最長で塗膜変退色が15年保証され、フッ素樹脂鋼板に近い塗膜保証が可能となりました。
通常は暴露試験10年や塩水噴霧試験などで耐食性を確認していますが、『セリオスプライム』は15年前に耐食性に優れた塗料を開発していたことになり、開発者達の努力がこうした素晴らしい商品を生み出しています。
『セリオスプライム』では耐変退色(色褪せ)性の他にも耐食性、耐疵付き性、防汚性、熱反射性といった性能も付いています。
●キタ・クラフトは
下川町産、北海道産木材をたくさん使った手づくり感いっぱいのナチュラルで素敵でおしゃれなお家。。
自然の力を利用するパッシブ換気と床下から暖かい暖房システム。
そして薪ストーブもあったり、羊毛断熱材のウール、下川町産の鉄平石、稚内珪藻土などなど
もちろん。。高性能で暖かいお家でもあります。
なるべくナチュラルなモノをと常に追求し続けています。
『より自然に、もっと自然に。。』をモットーに掲げて
人に地球にやさしい家づくり、
そしてSDGs(エス・ディー・ジーズ)S ustainable D evelopment G oals
「持続可能な開発目標」を出来る事から意識を持ち、進めていきたいと思います。
現在、キタ・クラフトの家づくりでこの目標を達成している事は。
①地元(下川町、北海道)の材料を使って建てる。(7.11.12.13)
※下記の17の行動目標からの番号です。
地元の資源を使用するということは、再生可能な素材であったり、長距離の運搬に必要なエネルギーを削減できるため、より持続可能な選択肢なのです。
そしてさらには持続可能性だけでなく、地域の景観と調和する家づくりにもなるのです。
②地元の知識と技術を活かす。(1.3.8.9)
※下記の17の行動目標からの番号です。
地元の建設業者や職人で家を建てるということは、地域経済および雇用に貢献できるということだけでなく、
彼らが学び身につけた知識や技術を生かすことができるということです。