道北の美深町で建てている三角屋根の大きなナチュラルなお家はゴールデンウイーク中の5月3日から建て始め、昨日の5月19日には屋根の野地板貼りまで完成しました。
それまでの記録をご覧ください。
北海道のゴールデンウイークはまだまだ寒く、今年は雪もちらついてまだ冬の感じのなか
木組みが始まりました。
今回のK様邸は大きな三角屋根のお家で2階のさらに上のロフトまであるので、かなり高さがあり1番高い所で9メートルを超えます。
美深町産のカラマツ材や北海道産の木材をたくさん使って建てています。地元産の木材を使うことはいろいろな面で良いことだと思います。
コロナ禍で木材業界を騒がせているような『ウッドショック』ですが、外国産木材に依存しずぎると、木材供給の流通に支障をきたすのです。
キタ・クラフトでは地元産の木材を使用する事が多いのですが、それでも外国産木材の供給不足に北海道産木材へもしわ寄せがじわじわと迫ってきています。
上棟はとてもお天気の良い日に出来ましたので、幸先が良いと思っています。
昨日には北海道産のトドマツの板を屋根に貼り上げました。
すっかりお家のカタチが見えてきました。
5月3日には雪がちらついて冬のようだったのですが、昨日には気温25度くらいにもなり、2週間で急に夏の陽気でした。
北海道、特に道北地方は冬から春を通り越して夏になるのがこの時期の季節の移り変わりの感じです。
●HOKKAIDO WOOD
「木の質は、森の質。」
豊かで広大な北海道の森林から生まれた木材の魅力を、たくさんの人に伝えたい。。。
そんな想いでキタ・クラフトは家づくりをしています。
●キタ・クラフトは
下川町産、北海道産木材をたくさん使った手づくり感いっぱいのナチュラルで素敵でおしゃれなお家。。
自然の力を利用するパッシブ換気と床下から暖かい暖房システム。
そして薪ストーブもあったり、羊毛断熱材のウール、下川町産の鉄平石、稚内珪藻土などなど
もちろん。。高性能で暖かいお家でもあります。
2021年には長期優良住宅の認定も受けた家づくりにもチャレンジしました。(特に耐震等級3をも取得と制震ダンパーを導入しました。)
なるべくナチュラルなモノをと常に追求し続けています。
『より自然に、もっと自然に。。』をモットーに掲げて
人に地球にやさしい家づくり、
そしてSDGs(エス・ディー・ジーズ)S ustainable D evelopment G oals
「持続可能な開発目標」を出来る事から意識を持ち、進めていきたいと思います。
現在、キタ・クラフトの家づくりでこの目標を達成している事は。
①地元(下川町、北海道)の材料を使って建てる。(7.11.12.13)
※下記の17の行動目標からの番号です。
地元の資源を使用するということは、再生可能な素材であったり、長距離の運搬に必要なエネルギーを削減できるため、より持続可能な選択肢なのです。
そしてさらには持続可能性だけでなく、地域の景観と調和する家づくりにもなるのです。
②地元の知識と技術を活かす。(1.3.8.9)
※下記の17の行動目標からの番号です。
地元の建設業者や職人で家を建てるということは、地域経済および雇用に貢献できるということだけでなく、
彼らが学び身につけた知識や技術を生かすことができるということです。