●ナチュラルでかっこいい外観
枝幸町の海の見えるナチュラルなお家は
11月末の雪が積もり始める頃には外観は完成しました。
海のすぐそばに建っているナチュラルなお家はとても映えますね♪
1階部分はHOKKAIDOWOODの板貼りにドイツ製の自然塗料を塗り、
2階部分は海のすぐそばで塩害を受けるのでアルミ製のブラックな金属サイディングを貼りました。
薪ストーブの煙突、窓、屋根もブラックで統一され、ナチュラルでかっこいい外観になりました。
●見えないこだわり①(高断熱)
外壁にはダブル断熱210㎜(105㎜×2)の厚さの断熱材を充填、屋根にはトリプル断熱315㎜(105㎜×3)の厚さの断熱材を充填して夏は涼しく、冬はとても温かく外気との温度差に大きく影響されない快適な空間での暮らしが出来ます。この断熱仕様はキタ・クラフトの標準仕様です。
●見えないこだわり②(調湿、高気密)
北海道の寒冷地での高気密住宅ですが、今では高気密は当たり前の工法であります。
ただ単に気密性を上げるシートを貼るだけでなく、さらにその先にある壁体内の逆転結露の懸念も考えて夏には余分な湿気を室内へ逃して結露を防ぎ、冬には室内の気密性を高める可変調湿気密シートをキタ・クラフトでは採用しています。
気候変動(温暖化)によって、以前では夏のエアコン(冷房)が不要だとも言われていた北海道の乾いた爽やかな夏では無くなってきていますよね。
そしてさらに数ある可変調湿気密シートの中からベストなセレクトをして初めて採用としています。
以下の記述に賛同して、環境先進国ドイツで生まれた実績あるものを使用しています。
『ドイツをはじめヨーロッパの各国では、その時々のトレンドやデザイン性よりも「いかに過ごしやすい環境をつくるか」に軸足が置かれ、機能性重視の家づくりが一般的となっています。またドイツは緯度的に北海道と同等の位置にあり、冬の寒さは大変厳しいものとなります。このように室内外での寒暖差が大きい環境にも関わらず、ドイツでは長寿命な住宅が非常に多く築年数が50年、100年の住宅は当たり前のように立ち並び、そのどれもが断熱や気密性が非常に高く1年中快適な住環境が保たれています。
これらの性能には通気性や透湿性、断熱性や高気密性に優れたシートや窓枠部材が重要となり、人が快適に過ごすのはもちろんのこと、住宅の躯体へのダメージも最小限にすることが可能となっています。またヨーロッパ各国では断熱性に厳密な基準が存在し、法令として順守しなければならない為にこれらの建材は必須となっています。
さらに、環境先進国らしくCO2排出量への意識も高く、暖房の使用を極力抑えるひとつのアイテムとしてもこれらの建材は多くの住宅で使用されています。』
●見えないこだわり③(有害物質の吸収、分解)
もう一つの見えないこだわりの内装材は石膏ボードです。
内部の壁の下地に必ず使用される石膏ボードですが、それにも普通の石膏ボードではなく、ハイクリンボードをキタ・クラフトでは標準仕様としています。
シックハウス症候群の主な原因物質ホルムアルデヒドを吸収し分解する健康志向の内装材です。
クロス屋さん、その他の業者さん達も他の工務店で建てている現場では、ほとんど見かけたことのないとの事です。(普通の石膏ボードはクリーム色ですが、ハイクリンボードは薄いピンク色なのです。)
こんな見えない部分へのこだわりを持って家づくりをしているのは、ナチュラルな自然素材を使ったお洒落な空間でオーナー様がいつまでも快適に暮らせるようにと言う想いが隠れているのです。
●ピクチャーウインドウ
内装作業が進んでいますが時折、窓の外から見える海がとても癒されます。
●HOKKAIDO WOOD
「木の質は、森の質。」 豊かで広大な北海道の森林から生まれた木材の魅力を、たくさんの人に伝えたい。。。 そんな想いでキタ・クラフトは家づくりをしています。
●キタ・クラフトの家づくり
キタ・クラフトは創業2001年から20年以上も自然素材の家づくりを手掛けているパイオニアなのです。
下川町産、北海道産木材をたくさん使った手づくり感いっぱいのナチュラルで素敵でおしゃれなお家。。 自然の力を利用するパッシブ換気と床下から暖かい暖房システム。 そして薪ストーブもあったり、羊毛断熱材のウールや木の繊維の断熱材、下川町産の鉄平石、稚内珪藻土、ドイツ生まれの塗料や壁紙などなど もちろん。。高性能で暖かいお家でもあります。 2021年には長期優良住宅の認定も受けた家づくりにもチャレンジしました。(特に耐震等級3を取得し、制震ダンパーを導入して木造住宅解析ソフトウェア『wallstat』で阪神淡路大震災級の大地震でも倒壊しない結果が再現されました。)
なるべくナチュラルなモノをと常に追求し続けています。
『より自然に、もっと自然に。。』をモットーに掲げて 人に地球にやさしい家づくり、 そしてSDGs(エス・ディー・ジーズ)S ustainable D evelopment G oals 「持続可能な開発目標」を出来る事から意識を持ち、進めていきたいと思います。 現在、キタ・クラフトの家づくりでこの目標を達成している事は。
①地元(下川町、北海道)の材料を使って建てる。(7.11.12.13) ※下記の17の行動目標からの番号です。 地元の資源を使用するということは、再生可能な素材であったり、長距離の運搬に必要なエネルギーを削減できるため、より持続可能な選択肢なのです。 そしてさらには持続可能性だけでなく、地域の景観と調和する家づくりにもなるのです。
②地元の知識と技術を活かす。(1.3.8.9) ※下記の17の行動目標からの番号です。 地元の建設業者や職人で家を建てるということは、地域経済および雇用に貢献できるということだけでなく、 彼らが学び身につけた知識や技術を生かすことができるということです。