名寄市智恵文「ロッジテッシオペッ」ハーフセルフビルド建築の様子。屋根、外壁下地 編+タイガーEXボード

名寄市智恵文で建築している「ロッジテッシオペッ」は、屋根、外壁下地と建物のカタチが進んでこの2週間でロッジの外観が見えてきました。

その模様を少しお伝えします。

キタ・クラフトでは野地板(屋根の下地になる12ミリの板)には北海道産のトドマツ材の板を使用しています。

そのトドマツですが、私はお客様に説明する時には1番わかりやすい表現として北海道の山で良く見かける常緑樹(四季を通じて常に緑葉を保っている樹木)で天然のクリスマスツリーの木です。と言います。

似ている木に北海道の木に認定されているエゾマツがありますが、エゾマツはトウヒ属になり、モミ属のトドマツとは種類が違うようです。

そのふたつの木を見分けるには幹の木肌を見ることです。トドマツの樹皮はエゾマツの樹皮のようにウロコ状ではなく、つるっとした灰色で横方向の模様と凹凸があります。

建築に携わっている人達は通常、木を木材として建物を構成させるモノとしての見方だけをしますが、森林のまち下川町にあるキタ・クラフトでは木を樹木としての見方もきちんとお客様に伝えながらの家づくりを心がけていきたいと思っています。

薪ストーブの煙突部分の断熱材にもウッドファイバーを使用しました。黄土色に見えるのがウッドファイバーです。

ブルーな青空に山のグリーンな素敵な風景の中、屋根が完成しました。

今回の屋根材のガルバニウム鋼板の採用にあたり、オーナーの高橋さんの重要視された点は太陽光の熱反射をついてでした。

ガルバニウム鋼板の塗膜中に特殊な熱反射生顔料を添加することにより、熱線(近赤外線)を反射する機能があり、太陽光による温度上昇を制御して屋内への侵入熱を低減させるというモノです。

キタ・クラフトの内装の特長でもある、屋根なり勾配天井にはこの製品の熱反射は夏場の室内環境を少しでも快適にしてくれると思います。

屋根が出来て雨をしのげる現場になり、今度は風もしのげる現場になるようにと、次は外壁を作っていきます。

素敵で快適な家を建てる上でも現場も風雨で作業が中断しなくても良いように屋根、外壁というような順番で進めていきます。

今回は外壁の下地にもオーナーの高橋さんのこだわりがあります。タイガーEXボードという耐力面材を採用しました。耐力面材なので、壁全体で力を受け止めるため地震や台風に強いのは当然ですが、さらに木質系耐力面材と比べ、火に強く、燃えない建材です。そしてさらに特殊な機能があります。それは高い透湿性ですが、通常良く使用される木質系耐力面材に比べて透湿性能が12倍もあるのです。壁内部に発生する結露は、土台や柱、壁などを腐食させる原因となります。
耐力面材の湿気の通しやすさ(透湿性)は建物の耐久性を保つのです。これを重要なポイントだと考えてオーナーの高橋さんは壁内部に充填するウッドファイバーとの組み合わせにこだわりました。

この名寄市智恵文の「ロッジテッシオペッ」の建築現場は、自然に囲まれているので作業中にもいろいろ珍客も姿を見せます。

先日は野ウサギが車のすぐ後ろにじっとしていたり、ヘビが工具の箱に入ってしまったりと、大自然ならではのの現場の光景でもあります。

 

オーナー高橋さんのロッジの情報です。

「北北海道の大自然に建つフィッシングロッジ」

Lodge Teshiopet
ロッジ テッシオペッ

〒098-2181
北海道名寄市智恵文2585-1

E-mail teshiopet@gmail.com

(2020年春完成予定で建築中)