名寄市K様邸のナチュラルな家づくりは内装工事が進んでいます。
前回のブログでお伝えしたように
キタ・クラフトでは、出来るだけ地元の下川産、北海道産の木材を使っての家づくりをしています。
キタ・クラフトの家づくりの木の使い方は以下のように思っていますが、お客様の希望などにより優先順位は前後することがあります。
優先順位として
①下川町産の木材(構造材はFSC認証のトドマツ、カラマツ、仕上げ材はNPO法人森の生活の広葉樹のナラ、タモ材など)
②北海道産の木材(出来れば集成材ではなく、無垢材)
③無垢の木材(国産材では準備しにくい、幅広い材や長い材)
④ハイブリッドの木材(無垢の挽き板と合板のハイブリッドなフローリングなど)
無垢の木材を使って家づくりをするからこそ、木をしっかりと見つめるのです。
大工をしている人からすれば当たり前の事のように思えますが、今の家づくりは既製品の寄せ集めで家が出来ています。
キタ・クラフトの家も100%既製品を使っていないかと言われると、そうではありませんが、出来る限り木材は既製品ではなく、
本物の無垢の木、リアルウッドを使って家づくりをしています。
このように無垢材は節があったりするのが、木の味わいであったり、面白さでもあります。
ですが、その節をあまりに露骨に露出しすぎるとうるさい感じの印象になるので、
それをどこにどのように使うかをイメージしながら決めていきます。
そんな工程はリアルウッドだからこそのひと手間なのです。
森の息吹が聞こえてきそうな『NPO法人森の生活』の下川産のナラ材を階段に使います。
耳付き(木の皮がある木の表面の自然のカーブの部分)の板の皮を1枚1枚剥きます。
そして1枚1枚使う部分や寸法をイメージしながらバンドソーで引き割ります。
そして手押しカンナ盤で直線出しをして階段材へと製品になっていきます。
そんな工程はお客様には見えない部分、出来上がった家からは見えない部分です。
素敵なお家を建てようとお客様はモデルハウスなど見て回ります。
出来上がった素敵なお家に惹かれて新築を建てますが、それがどんな風に作られたかは知りません。
でも、それを知らなくても素敵な家だと思って暮らしていればそれはそれで良いのかもしれません。
ですがキタ・クラフトの家づくりはその工程をしっかりとしているから、建ててから味わい深いお家になって行くのだと思っています。
そしてそうなって欲しいと願って木をしっかりと見ながらの家づくりをしています。
キタ・クラフトは
ナチュラルで素敵なお家。。
そして
より自然に、もっと自然に。。人に地球にやさしい家づくりをしていきます。