ウールに包まれたナチュラルなお家は建ち上がりました。

まだ寒さが残る北北海道の大自然いっぱいの青空の中、ウールに包まれたお家は建ち上がりました!

ナチュラルなお家は北海道産トドマツと下川町産トドマツの柱や梁がクレーンなどは使わずに大工たちの手と知恵で吟味しながら棟上げされました。

本当に大自然いっぱいの中のナチュラルなお家の工事現場です。白い雲、真っ青な空…綺麗ですね!

そして屋根のタルキ(屋根の板の下地の木材)が棟木に綺麗に並べられました。この木材だけはカナダ産のスプルース材、パイン材などを使っています。いわゆるツーバイ材で日本の規格には無い長いサイズの4.2メートル、4.8メートルの木材です。

そのツーバイ材を高い高い場所(地上7メートル以上)で大工が糸を張り、墨を打ち、まっすぐに丸のこで切り揃えます。
この写真のようにまっすぐに切り揃えられると、気持ちいいですね。

屋根にはキタ・クラフトの特徴でもあるパッシブ換気(自然な換気システム)の排気筒が取り付きます。そこにもこだわりの羊毛断熱材を入れました。

(グレー色に見えるのが、羊毛断熱材です。)

そして屋根には、しろがね色のガルバ鋼板を貼りました。
シルバー色はお日さまの暑さをかなり反射してくれるそうです。

屋根の縁になる破風板には木材防護剤のウッドロングエコを塗りました。塗っているそばから、色が変化していきます。

ウッドロングエコの原料は、酸化鉄・樹皮・ハーブなどの天然成分で北欧からカナダに移住した一家族が調合、製造しています。成分公開による類似品を防ぐため、特許の申請や成分開示をしていないようですが、安全性の証明のために①土壌汚染をしない証明書 ②成分安全データーシートを公開しています。


詳しくはこちらをご覧ください。

そして屋根の次は壁を作ります。その下地の木材(下川町産のトドマツ)には一般的には化学薬剤を使用した木材防腐剤を塗りますが、キタ・クラフトでは出来るだけ自然な素材を使用します。ここには化学薬剤を全く使っていない天然植物のヒバ油を木材防腐液として塗ります。
無色透明ですが、塗っているとヒバのとても良い香りがすごくします。

そして壁の下地板には火に強い、地震に強い、さらなる特徴として透湿性の高い、一石三鳥のタイガーEXボードを貼ります。

貼り上がりました。本当に大自然いっぱいの青空キレイです!

そしていよいよ第一弾のウールに包まれたお家の始まりです。
壁のダブル断熱の外側部分にウール(羊毛断熱材)を入れます。

ウールなので、壁に入れていてもモコモコしていて感触が良くて施工性もいい感じです。

このモコモコ感が写真で伝わりますでしょうか?

東西南北のすべての壁にモコモコのウール(羊毛断熱材)を入れました♪

そしてそしてそのウールが雨で濡れてしまわないようにタイベックハウスラップ(透湿防水シート)をしっかりと貼りました。

青空の中でお家がキレイに見えますね!
こんなお天気の良い日を見計らってウールを雨で濡らさないようにしっかりと施工しました。

このウール(羊毛断熱材)ですが、万が一多少の雨に濡れたり、木材に含まれる多少の水分を吸ってしまったとしても他の断熱材(グラスウールなど)よりも水分を放出する性能が良いのと、壁を構成しているその他の素材が良いので自然と放出されるようにキタ・クラフトでは考えて家づくりをしてします。

キタ・クラフトは

ナチュラルで素敵なお家。。もちろん高性能で暖かいお家でもあります。
そして
より自然に、もっと自然に。。人に地球にやさしい家づくりをしていきます。