中川町のナチュラルでコンパクトなお家は5月初めから建て方を始めて1ヶ月であっという間にしっかりとした家のカタチになりました。
●建て方
建て方には下川町の助っ人で
カフェを開業予定でリノベーション中の大工の山口さん、そして地域おこし協力隊でaframe_cabin.iworで起業中の大石君の2人の協力を得て、キタ・クラフトの大工2人合わせて4人で手際よく1週間くらいで棟上げしました。
そして、上棟式を中川神社の神主さんに執り行っていただきました。
●ウール
このお家の壁や屋根の断熱材にには、もこもこで冬は温かく、夏には涼しいウール(羊毛)を使います。現場でウールを施工していても、もこもこの感触があって、これは温かいなぁと感じます。
全て壁にウールが入ると、もこもこ温かく包まれた感じです♪(背景にはタンポポイエローです。)
お天気が良いと、とても気持ちの良い自然環境にお家がポツンと建っている感じがします。
●ウッドロングエコ
外壁にはHOKKAIDO WOODのトドマツにより自然に木材を守ってくれるウッドロングエコを塗ります。
この「ウッドロングエコ」について、また少し触れてみます。
原料は、酸化鉄・樹皮・ハーブなどの天然成分で北欧からカナダに移住した一家族が調合、製造しています。成分公開による類似品を防ぐため、特許の申請や成分開示をしていないようですが、安全性の証明のために①土壌汚染をしない証明書 ②成分安全データーシートを公開しています。
そして雨などの湿潤を繰りかえすたびにウッドロングエコの成分が含浸するようです。
塗膜性の塗料のようにはがれることがなく、結果として施工後の再塗装が不要なのだそうです。
●セルフビルド
ウッドロングエコの含侵はオーナー様やご友人達でお仕事中でお忙しい中、時間を作っていただき、セルフビルドされました。
このようにキタ・クラフトの家づくりはお客様にもマイホームに愛着を持っていただき、セルフビルドをしていただいたりもしています。
塗った板などは、お日さまの光を浴びると色が変化していくので、足場に立てかけて乾いてから外壁に貼っていきます。
初夏の日和のなか、外壁のHOKKAIDO WOODを貼っていくと、ナチュラルな素敵なお家の雰囲気が醸し出されます。
●HOKKAIDO WOOD
「木の質は、森の質。」
豊かで広大な北海道の森林から生まれた木材の魅力を、たくさんの人に伝えたい。。。
そんな想いでキタ・クラフトは家づくりをしています。
●キタ・クラフトの家づくり
キタ・クラフトは創業2001年から20年以上も自然素材の家づくりを手掛けているパイオニアなのです。
下川町産、北海道産木材をたくさん使った手づくり感いっぱいのナチュラルで素敵でおしゃれなお家。。
自然の力を利用するパッシブ換気と床下から暖かい暖房システム。
そして薪ストーブもあったり、羊毛断熱材のウールや木の繊維の断熱材、下川町産の鉄平石、稚内珪藻土、ドイツ生まれの塗料や壁紙などなど
もちろん。。高性能で暖かいお家でもあります。
2021年には長期優良住宅の認定も受けた家づくりにもチャレンジしました。(特に耐震等級3を取得し、制震ダンパーを導入して木造住宅解析ソフトウェア『wallstat』で阪神淡路大震災級の大地震でも倒壊しない結果が再現されました。)
なるべくナチュラルなモノをと常に追求し続けています。
『より自然に、もっと自然に。。』をモットーに掲げて
人に地球にやさしい家づくり、
そしてSDGs(エス・ディー・ジーズ)S ustainable D evelopment G oals
「持続可能な開発目標」を出来る事から意識を持ち、進めていきたいと思います。
現在、キタ・クラフトの家づくりでこの目標を達成している事は。
①地元(下川町、北海道)の材料を使って建てる。(7.11.12.13)
※下記の17の行動目標からの番号です。
地元の資源を使用するということは、再生可能な素材であったり、長距離の運搬に必要なエネルギーを削減できるため、より持続可能な選択肢なのです。
そしてさらには持続可能性だけでなく、地域の景観と調和する家づくりにもなるのです。
②地元の知識と技術を活かす。(1.3.8.9)
※下記の17の行動目標からの番号です。
地元の建設業者や職人で家を建てるということは、地域経済および雇用に貢献できるということだけでなく、
彼らが学び身につけた知識や技術を生かすことができるということです。