ナチュラル感と高性能の両立。(C値=0.3cm2/m2)

名寄市で建築中のM様邸の平屋のナチュラルなお家は
先日に現場に運び入れた下川町産のカラマツ材の羽目板をリビングダイニングの天井に貼りました。

キタ・クラフトの新人大工『kazuto』は木材を加工する仕事になるとニコニコしながら頑張っています。
まだ1年目ですが、器用で覚えていくのも早いので、どんどん新しい事にチャレンジさせています。

リビングダイニングの天井は、ほぼ屋根なりになっているので高くて開放感があります。
これもキタ・クラフトの家づくりの特徴です。カラマツの木目がとてもキレイですね!

続いてリビングダイニングの床のフローリング貼りも進んでいます。

このフローリング貼りも大工『kato』が貼り始めて、段取りが付いた時点で新人大工『kazuto』に引き継ぎこの作業のコツもどんどん伝授していきました。
フローリング材はナラ材のハイブリッドフローリングのラスティックというグレードです。
木目に少し節も混じった同じ木目のない自然の風合いの良い製品です。

今回のM様邸の平屋のナチュラルなお家は久しぶりに気密性能測定試験を行いました。

「気密測定」とは住宅の隙間の量を計算する検査のことです。
この隙間の面積はC値という値で示され、この数値が低いほど気密住宅といわれています。
C値は「住宅の隙間の面積を延床面積で割った値」で算出します。
上記の算出計算でもわかるように平屋のあまり面積がない建物は不利な数値が出てしまうのですが、
今回はとても良い測定結果でした。
これに対するキタ・クラフトの考え方ですが、性能の数値だけを追い求めるのはどうかと思いますが、
それにはある程度の自信を持って気密施工をしている自負があるからなのです。
まあまあ良い結果とは思っていましたが、かなり良い数値のC値=0.3cm2/m2でした。
キタ・クラフトのナチュラルな家=高性能というのが実証された一幕でした。

●キタ・クラフトは

下川町産、北海道産木材をたくさん使った手づくり感いっぱいのナチュラルで素敵でおしゃれなお家。。
自然の力を利用するパッシブ換気と床下から暖かい暖房システム。
そして薪ストーブもあったり、羊毛断熱材のウール、下川町産の鉄平石、稚内珪藻土などなど
もちろん。。高性能で暖かいお家でもあります。

なるべくナチュラルなモノをと常に追求し続けています。

『より自然に、もっと自然に。。』をモットーに掲げて
人に地球にやさしい家づくり、
そしてSDGs(エス・ディー・ジーズ)S ustainable D evelopment G oals
「持続可能な開発目標」を出来る事から意識を持ち、進めていきたいと思います。
現在、キタ・クラフトの家づくりでこの目標を達成している事は。

①地元(下川町、北海道)の材料を使って建てる。(7.11.12.13)
※下記の17の行動目標からの番号です。
地元の資源を使用するということは、再生可能な素材であったり、長距離の運搬に必要なエネルギーを削減できるため、より持続可能な選択肢なのです。
そしてさらには持続可能性だけでなく、地域の景観と調和する家づくりにもなるのです。

②地元の知識と技術を活かす。(1.3.8.9)
※下記の17の行動目標からの番号です。
地元の建設業者や職人で家を建てるということは、地域経済および雇用に貢献できるということだけでなく、
彼らが学び身につけた知識や技術を生かすことができるということです。