羊毛に包まれたお家に天然木の玄関ドア

名寄市K様邸のナチュラルな家づくりは外部は外壁を貼るのみまで工事が進んで、サイディング屋さんが来ればほぼ外観は出来上がります。

大工たちは内装工事を進めています。

グレー色に見えるのが羊毛断熱材です。
100㎜+100㎜+100㎜とトリプルで屋根に充填します。
まさにウールに包まれたお家が出来上がります。
屋根や壁の中に入ってしまうのでお家が完成すると見えなくなってはしまいますが、自然素材の羊毛断熱材が使われているという、人に環境に優しいお家だと言う充足感と壁や屋根の中の見えない部分で湿度をコントロールしてくれていて木造住宅の柱や梁などの乾燥状態を維持してくれてお家を長持ちしてくれるという事なのです。

ウール(羊毛)の自然素材ならではの機能を少し紹介します。

ウールの繊維表面は、スケールと呼ばれるウロコ状の表皮が重なり合って形成され、表面を覆っている薄い透明な膜は水をはじきますが、スケール自体は気体となっている水蒸気を内部にどんどん浸透させるという性質を持っています。
湿度の高い環境下ではスケール内に湿気を吸湿し、乾燥した環境下では内部に蓄えられた水蒸気を放湿して壁内の湿度をコントロールします。
このように、まるで生きた組織であるかのように吸放湿することから、ウールは生きている繊維と呼ばれています。

キタ・クラフトでいつも採用している天然木の手づくりの断熱玄関ドアです。


お客さまがお好きな色を選んで、その天然木にカラーリングして素敵なドアに仕上がります。
今回はレッドウッドという色です。
渋い赤みが素敵です。

このようにキタ・クラフトの家づくりはお家を構成するひとつひとつのパーツを吟味して、自然素材をセレクトしてより自然なパーツを日々良いモノを探しています。
良いモノは使い続け、さらに良いモノがあれば進化します。

そして、キタ・クラフトの家の特徴的な外壁の板張りです。
外壁の素材はいろいろありますが、お客様には出来るだけ自然素材の板張りをご提案しています。
お家全てを板張りにしなくても、せめて玄関まわりだけでも天然木の北海道産トドマツの板張りをしています。

他社の家づくりでは、外壁を板張りメインにしていてカラーリングもコレと全てを同じにしているところもありますが、キタ・クラフトではこちら側の提案を押し付けすぎるのはどうなのかと言う疑問があり、カラーリングについてはお客様と相談して決めるようにしています。
人により色の好みは違うはずですよね。

キタ・クラフトは

ナチュラルで素敵なお家。。
そして
より自然に、もっと自然に。。人に地球にやさしい家づくりをしていきます。